ヴィンター・シュトゥルム・リトライ(3)
マップを埋め尽くす赤軍の怒濤の群れをなんとか捌ききり、42年11月25日 8時 75ターンにて勝利しました。
今までノーリセットを推してきたveirosに、5回に及ぶゲームオーバーを突きつけたこの鬼畜マップ。
後に続く人の為に攻略法まとめを記しておきます。
【攻略1:列車に載せて戦場へ】
このマップはユニットを軍用列車に載せてマップ外を経由してユニットを輸送しなければ戦場に到達できません。
軍用列車はもし英国製の列車があればそれをつかいましょう。ドイツ製の列車より移動力が高いので役に立ちます。
載せるユニットは建設工兵と、それをサポートする補給車や護衛用戦車です。対空車両も使ってみましたが活躍しませんでした。
建設工兵を首都5HEXの地点まで移動させ、空港建設してからが本マップのスタートです。
【攻略2:ゴルビンスカヤはどうやっても守れない。グムラクを死守せよ】
第六軍の降伏条件である都市グムラクとゴルビンスカヤですが、グムラクは自軍から遠く離れ、またドン方面軍にすぐに制圧されてしまいます。そこで、自軍から近いゴルビンスカヤを守ろうとするのが正攻法だと一見して考えられます。
しかし、敵軍の南西方面軍はまっすぐにゴルビンスカヤに向かってくる上に、占領能力が高く、プレイヤー軍がどんなに急いでも陥落は免れません。
そのため、ゴルビンスカヤは最初から捨て、グムラクを死守するべきです。グムラクもまた、ドン方面軍の圧倒的大軍に埋もれるわけですが、何とかして敵歩兵を殺傷して占領能力を低下させましょう。
【攻略3:拠点構築】
マップ中央に空港を建設します。このマップは狭いので(ブラウに比べればですが)、マップ中央に空港があれば、航空機はかなりの範囲をカバーできます。
自分は空港を首都近くに2つ、中央に4つ、中央南部に1つ、北西部に1つと、合計8つも建設しました。
【攻略4:制空権奪取】
空港を敷設している建設工兵と陸軍を護る為にBf109、Fw190を優先的に出撃させ、燃料と敵の集中攻撃に気を配りながら雲霞のごとき数の敵戦闘機をひとつひとつ叩き落としていきます。損害も半端ではありませんが、ここは我慢のしどころです。
一度空軍ユニットを全滅させると、敵はなかなか復旧しません。おそらくは『初期配置ユニット数>出撃可能ユニット数』になっているため、ある程度ユニット数を減らすまでは生産してこないものと思われます。
【攻略5:敗北軍事費狙いで都市爆撃】
このマップは3つの敵軍団に敗北軍事費が設定されており、1500円だったりと現実的な設定になっています。航空優勢がこちらに傾いてきたら爆撃機を2部隊ほど運用し、都市をどんどん爆撃していきます。最終的には5部隊運用しました。
爆撃機は経験値200以上を維持し、昼も夜も反復して敵都市を破壊しまくってください。また、都市の上に陣取っている敵陸軍を排除するためにBf110やスツーカも使ってください。
【攻略6:攻略順は時計回り】
マップ中央に空港群を建設し、敵の航空機が減ってきたら、反撃フェイズといきましょう。
反撃といっても歩兵による都市占領ではなく、都市爆撃です。
南西方面軍→ドン方面軍→スターリングラード方面軍の順に反撃に転じます。
理由としてはもっとも地形的に攻めやすく、またほかの2軍団からも遠いからです。特にスターリングラード方面軍は川向こうに首都があり、非常に攻めにくい地形です。
グムラクの防衛と南西方面軍に戦力を集中するため、スターリングラード方面軍には近づかないようにしましょう。
【攻略7:資金補充】
都市爆撃と平行して、スツーカ乱舞で南西方面軍を破壊していきます。
爆撃で廃墟になった都市は、建設工兵で復旧させると自軍の都市として復旧します。つまり歩兵無しで都市占領が可能で、このマップは歩兵は不要です。
南西方面軍を敗北軍事費で撤退させれば、マップの西半分とたくさんの都市が手に入ります。空港建設が終わって暇している建設工兵を送り込み、カンカン都市補修をさせます。散財した軍資金の幾ばくかが回復できるでしょう。
【攻略8:天候、月齢、時間に要注意】
このマップにこれる人なら、天候・月齢・時間の重要さは身にしみて解っていると思います。航空機ゲーの、航空機マップなのでこれらのファクターのチェックは充分に。
夜間は無理せず「召還」させるなどして、燃料切れ墜落を防ぎましょう。
【攻略9:タフさを身に付ける】
アドバンスド大戦略2001全体に言えることですが、ユニットが失われたり、絶好の攻撃のチャンスを逃したり、大量の敵軍に押し込まれると精神的に参ってしまいます。
「こんなのクリアできるわけが無い」と投げ出させるようにゲームデザインされているとしか思えません。
諦めたり捨て鉢になり、さらにダメな一手を指してしまう悪循環に嵌まらないようにしましょう。
逆転を狙った思い切っての特攻が良い結果をもたらすことはほとんどありません。警戒と偵察はすればするほど良いです。
ヴィンター・シュトゥルム・リトライ(2)
赤軍将校「これは一体どういうことだ」
赤軍参謀「というと」
赤軍将校「我々は圧倒的戦力で攻撃しているはずだよな」
赤軍参謀「はい。十分すぎるほどに」
赤軍将校「敵に勝ち目は無い。そうだな」
赤軍参謀「鬼畜難易度マップですからそうでしょう」
赤軍将校「それなのに何故未だに敵首都を占領できんのだ?」
赤軍参謀「それは……」
(ぶおーーん…… どかーん!)
赤軍将校「スツーカだと? 何故あんなものが飛んでいるんだ!」
赤軍参謀「制空権が奪取されています。対空砲もあらかた破壊されました」
赤軍将校「何だと…。くっ、歩兵部隊はまだか!」
赤軍参謀「初期配置の歩兵は機銃掃射で壊滅しています。増援がそろそろくるかと思いますが…。あ、機銃掃射喰らって壊滅しました」
赤軍将校「え、まさか……あれは……」
(ズゴゴゴゴゴ……ずどーんずどーん!)
赤軍参謀「ドイツ軍の重爆撃機ですね……」
一時は首都グムラクの耐久力が1になるほど追い詰められましたが、忍耐に忍耐を重ねたあげく制空権の奪取に成功。スツーカ乱舞によって赤軍の40部隊以上を蒸発させ、形勢逆転しました。特にFw 190A-4型が優秀で、赤軍の戦闘機を寄せ付けない強さ。経験値が貯まり次第Fw190に進化させています。
空を覆い尽くすほどいた赤軍戦闘機群も、一度パワーバランスが逆転すればBf109の経験値稼ぎの対象に。
逆にBf110はさすがにもう旧式化したのか、序盤のような圧倒的強さはなりを潜めました。便利ではあるのですがもはやメインの座ではありませんね。このマップは狭い割に敵が密集している"モンスターハウス"のような感じなので広いマップでこそ真価を発揮するBf110とは合わないのでしょう。
軍資金は300,000円あったのが200,000にまで減少。エンディングまで持つか微妙なところですね。
ヴィンター・シュトゥルム・リトライ(1)
「あれだけ詰んだっていってたのにまたやるの」
「うむ」
「イギリスキャンペーンは?」
「そっちの絶望度に比べるとスターリングラードはまだ希望がある。そのくらいイギリスキャンペーンは鬼畜」
42年11月19日午前2時(配置ターン)。
英国製軍用列車*1とドイツ製軍用列車*1をセット。建設工兵*3、輸送車*1、ティーガー*1、四号戦車*3を召喚。
42年11月19日午前4時。
英国製・ドイツ製軍用列車を活性化。英国列車に建設工兵と輸送車を搭載。ドイツ列車にティーガーと四号戦車を搭載。
軍用列車*1をセット。対空自走砲のSdKfz7/1後期型*3をセット。
建設工兵*1をセット。280mmK5列車砲*1をセット。
「軍用列車は1つでいいの」
複数セットしてもどうせ渋滞するから意味ない。
42年11月19日午前6時。朝方。晴れ。
建設工兵搭載列車と戦車搭載列車を出発進行。
英国製列車とドイツ製列車は移動力が違うので渋滞を避けられる。
英国製列車を鹵獲できなければ難易度はさらに跳ね上がっただろう。
280mmK5列車砲を活性化。軍用列車三号車に対空自走砲と建設工兵を搭載。
42年11月19日午前8時。雨。
やったぞ、雨だ。
「どういうこと?」
雨になると航空機が対地攻撃できないのでソ連軍の攻撃力も落ちるんだ。
列車たちを進行。軍用列車4号車をセット。野砲*4をセット。
「野砲なんて使うの」
川越しに撃てる地点がいくつかある。そして地上部隊はこれで打ち止めだ。
42年11月19日午前10時。晴れ。
敵:南西方面軍の戦車部隊が第六軍首都ゴルビンスカヤに到達。
列車たちを進行。英国製列車が戦場に到達したので建設工兵*3と補給車を下ろす。
42年11月19日午前12時。晴れ。
敵:南西方面軍の戦車部隊が第六軍首都ゴルビンスカヤをフタ。
「こっちは列車にユニット載せて移動しているだけなのにもう友軍は首都抑えられてるの!?」
どうしようもない。できることをやるしかない。
空になった英国製列車を都市コテリニコボに収納。
建設工兵*2を首都から5HEXの地点まで移動。補給車をサポートに回す。残った建設工兵は北上だ。
42年11月19日午前14時。雨。
敵:ドン方面軍が活性化。
味方:第六軍が首都ゴルビンスカヤを奪回
次のターンでまたすぐ制圧されそうだけど、これは僥倖な戦果。この貴重な1ターンで救援が間に合うかもしれない。
空港建設*2を開始。
42年11月19日午前16時。夕方。晴れ。
敵:首都ゴルビンスカヤを騎兵部隊にて制圧。首都の残耐久力28。
敵:ドン方面軍が第二首都グムラクを制圧。第二首都の残耐久力107。
「絶望的ね……」
空港建設を続行。夜間行動ができる高経験値のメッサーシュミットBf109*2、フォッケウルフFw190*2をセット。
北上した建設工兵は都市ウェルフ・チルスカヤ近郊に空港建設を開始。
戦車部隊は都市ネビコヴォ近郊で展開。
「随分と手前にラインを張るのね」
敵を充分に引きつけてから打つ。敵陣営の野砲の範囲内で戦うのは愚の骨頂だ。
42年11月19日午前18時。夜。晴れ。
敵:首都ゴルビンスカヤ陥落。
第二首都グムラクの残耐久力107。
どうにもならないな。
なんとかして第二首都を守りきるしかない。
メッサーシュミットBf109、フォッケウルフFw190の計4部隊を第二首都に向けて発進。
空になった空港にBf109、Fw190、Bf110をセット。
都市ネビコヴォ〜クルグリャコヴォの防衛ラインに対空自走砲*3と建設工兵を展開。
42年11月19日午前20時。夜。晴れ。
グムラクの残耐久力107。
Bf109、敵攻撃機を攻撃、戦果2-損害0
Fw190、敵攻撃機を攻撃、戦果2-損害0
Fw190、敵攻撃機を攻撃、戦果4-損害0
Bf109、敵攻撃機を攻撃、戦果3-損害0
増槽つけて機体が重くなってるのに良い戦果。
第二陣航空部隊を出撃。空になった空港にBf110を6部隊セット。
42年11月19日午前22時。夜。晴れ。
敵歩兵がグムラクの占領を開始。残耐久力81。
敵ターンにBf109が戦闘爆撃機と交戦。戦果2-損害2。
Fw190、敵防空戦闘機を攻撃、戦果2-損害0
Fw190、敵戦闘爆撃機を攻撃、戦果4-損害1
Bf109、敵防空戦闘機を攻撃、戦果1-損害0
Bf109、敵戦闘爆撃機を攻撃、戦果4-損害0
Fw190、敵攻撃機を攻撃、戦果3-損害0
第三陣航空機部隊を出撃。空になった空港にBf110とFw190を計8部隊セット。
42年11月20日午前0時。夜。晴れ。
敵歩兵がグムラクを占領継続。残耐久力74。
Fw190、敵攻撃機を攻撃、戦果3-損害0
Bf109、敵攻撃機を攻撃、戦果6-損害0
Fw109、敵攻撃機を攻撃、戦果3-損害0
Bf109、敵機を攻撃、戦果3-損害0
Fw109、敵防空戦闘機を攻撃、戦果0-損害2
「!?」
この防空戦闘機、経験値マックスになってる。
「近寄らない方がよさそう」
いや、早めに処分しよう。
Bf110が2部隊で敵攻撃機を攻撃、戦果10-損害0
空港の中のBf110をF-2型に改良。Fw190をA-4型に改良。
どちらも射程2の対空ロケットを装備し、アウトレンジから一方的に攻撃することができる。
42年11月20日午前2時。夜。雨。
敵歩兵がグムラクを占領継続。残耐久力68。
くだんの経験値マックス防空戦闘機を囲んでフルボッコ。
42年11月20日午前4時。夜。晴れ。
敵:スターリングラード方面軍が活性化。
敵歩兵がグムラクを占領継続。残耐久力78。
「残耐久力が増えてる?」
第六軍の野砲が占領部隊にダメージを与え、自然回復分が上回ったんだ。
次ターンは朝方。さてどうなるか。
42年11月20日午前6時。朝方。晴れ。
敵歩兵がグムラクを占領継続。残耐久力68。
敵の航空部隊が一斉に出撃し、圧倒的数でこちらの戦闘機に逆襲。
最前線の空港を守っていたBf110が全滅。フタされる。
このターンはフタの解除に専念するも、削りきれずフタ解除できず。
Bf110 F-2、Fw190 A-4を出撃。次ターンでフタ解除を目指す。
空になった空港にBf109を8部隊セット。
グムラクにいる敵歩兵を機銃掃射で壊滅。首都上空にFw190を配置!
次ターンであっさりFw190が全滅しているかもしれないが。
42年11月20日午前8時。雨。
グムラク上空のFw190は生き残り。
フタ解除作戦は結果的に失敗。敵歩兵が空港の耐久力を88まで減らしており、空港に格納されていたFw1903部隊は離陸不能状態(離陸には耐久力100が必要)。赤軍に鹵獲される前に爆破命令(涙)。貴重なフォッケウルフが失われる。しかも経験値の高い精鋭部隊。大損害だ。
で、さっそく射程2の対空ロケットを撃ってみたんだ。
「どうだったの」
命中率低すぎてツカエネ。
42年11月20日午前10時。晴れ。
グムラク上空のFw190全滅。首都耐久力88。
航空部隊に損害多数。だが同程度の損害を相手に与えている。
第六軍地上部隊はほぼ壊滅。 上図の赤っぽいのは全て敵。緑と黄色は友軍だけど主戦場にいないし期待できず。
しかし今までと比べてかなり持ちこたえている。
引き分けに持ち込めるかもしれない。
首都グムラク上空の制空権回復と、敵の歩兵部隊の駆逐を行うことでかなりの時間稼ぎになるはず。
R-4作戦・北部(3)
「エディンバラ、撃沈しました」
「ぐっ……ガンバーランドとエクセダーは?」
「ヒッパー級に砲撃され損傷を受けながらもまだ健在です」
「これはまずい……駆逐艦を数隻、救援を!」
「鎧袖一触で駆逐艦部隊全滅!」
「ぐぬぬ」
「エクセダー撃沈!」
「ぐわああああっ!」
「司令官! ヒッパー級の艦砲射撃です! 敵砲撃目標は歩兵占領部隊。残念ながら歩兵は壊滅しました!」
「至急、雷撃機部隊を編成せよ」
「それが、残資金60000を切りました。初期資金170000有ったはずですが…」
「第2マップで既に底が見えただと……ばかな……イギリスキャンペーンは化け物か!?」
「雷撃機40機、敵艦隊に攻撃を開始します」
「うむ」
「僅かなダメージを与えただけで対空射撃で全滅しました」
「なんだと…!?」
「そもそも航空機で戦艦を沈められるはずがないんです」
ぐにゃー
くらくら
ぱたっ!
「大変だ! 司令官が倒れた!」
残資金62000。
…もうしわけありません。いきなりの高難易度に心が折れそうですorz
高難易度で知られるトラキア776とか、ベルヴィックサーガとかはまだ人間としての手心が感じられるわけですが、このアドバンスド大戦略2001にはそんな接待じみた真似はありません。開発者はプレイヤーをガチで殺しに来ています。なんといいますか、たけしの挑戦状とかロマンシアとか、クロックタワーとか、こいつ解かせる気ないだろ!? とか、そんな難易度です。初見ノーリセットでクリアできるほど生ぬるいゲームではなく、ひとりのゲーマーが一生を掛けてプレイし、何度も挫折したうえでクリアできるようなバランスだと思われます。
このR-4作戦、一見してクリアできそうですが敵のヒッパー級戦艦が非常に厄介で、艦砲射撃で次々に艦船を沈められ、地上部隊もみるみるうちにボコボコにされてしまいます。
最後の数ターンはもう攻略を諦めて全軍を撤収させてターン送りしていました。本来であれば攻略不能であることを見越した場合、次のマップに備えて生産と召還を繰り返しての戦力増強を行わなければならないわけですが、それもやる気が起きませんでした。
最初に貰った4隻の巡洋艦のうち、3隻は撃沈。大損害を受けました。次のマップも海戦マップということで、気が遠くなりますね…。
反省点としては、駆逐艦をもっと大量に配備して、ヒッパー級に魚雷を浴びせまくってとにかく撃沈させることと、歩兵の占領能力が低いため、歩兵は多めに運用すること。占領補助として爆撃機を利用すること。敵陸戦部隊には、野砲なんかより艦船の艦砲射撃を使うべきこと。あと雷撃機はクソですね。はい^^;
R-4作戦・北部(2)
現在47ターン、のこり13ターンですが勝利できる気がしませんorz
駆逐艦の性能ではイギリス側が圧倒的に強く、ドイツの駆逐艦や潜水艦をどしどし沈めてくれます。また4隻の巡洋艦は非常に強く、艦砲射撃でドイツ軍をどんどん削ってくれます。
飛来するBf109は現状のイギリス側戦闘機「ホーカー・ハリケーン」では分が悪すぎるのでまともに張り合ったりはせず、巡洋艦の対空射撃で弱らせてから攻撃するように心がけて撃墜していきます。ある程度敵の攻勢を凌ぎ、正面のドイツ軍の資金が尽きてから南下し、奪回作戦を開始。しかしイギリス軍は歩兵の性能が弱く、またドイツ軍が執拗にこちらの歩兵を狙ってくるために占領行動がはかどりません。つい先ほど、あと一歩で首都奪還というところで歩兵が全滅してしまいました。ドイツ軍の歩兵は速やかに占領してしまったり、防御力+都市の地形効果でそれなりに生存性はよかったのですが、同じ感覚では運用できません。ドイツ歩兵が優秀すぎるということでしょうね。
これにより、新たな歩兵部隊を首都から前線に送り届けるターンを計算すると、勝利は厳しいです。また、正面のドイツ軍だけではなく、現在フランス軍が当たっているナルヴィクのドイツ軍も相手にしなければなりません。
第2マップにして非常に歯ごたえのあるマップと言えましょう。
あと不安要素としては海軍は非常に金喰い虫であるということです。軍資金がどんどん減ってゆきます。このままの調子でいいやいいやとやっていたら、キャンペーン途中で軍資金が枯渇し、詰んでしまう可能性すらあります。なんとかしたいところではあるのですが……。
R-4作戦・北部(1)
ノルウェー侵攻作戦です。何故かノルウェーが友軍だったりしますが気にしてはいけません。ドイツキャンペーンでは強力な英国艦隊にボコボコにされましたが、おそらくこのマップでは役に立たないんだろうなあ、とか思ったりします。
ところで、最初のマップであるラプラタ沖海戦をクリアしてから気がついたのですが、ラプラタ沖海戦マップは早期クリアは基本的にどうでもよくて、次のマップに備えてひたすら艦艇と陸軍部隊の生産を繰り返すべきマップだったかもしれません。7ターンでクリアしましたが、とりあえず多少のユニットはつくっておいたので良いと考えますです。
このマップですが、プレイヤー軍は「北西海外派遣軍」ということになっています。そしてシナリオ説明には「北上するドイツ軍を阻止せよ」とあります。さらに首都が2つあります。恐らくは敵首都ナルヴィクは友軍にまかせて、自分はマップ南から現れるドイツ軍の相手をするべきかと思われます。
ここで気がついたのですが、南の首都には空港がありません。作るしかないですね。さらに港も耐久力が50しかなく、出撃できない状態です。これも工作部隊で補強するしかないでしょう。惜しむらくは先のマップで工作部隊を1部隊しかつくらなかったこと。ちょっと響いてますねー。まあ仕方が無いでしょう。
ということで配置して、いざスタート!
【第一ターン】
下記のスクリーンショットをご覧ください。veirosは感服しました。
自分の最初ターンの状況がこれです。もう感心するしかないです。
第一ターンは何らやることもないまま終了。第二首都に遷都しました。
第二首都にちょっかいをかけてくる敵航空機に対しては「天候悪化してくれ」と祈ることで対処。
ドイツ軍が第二首都に到達するまえに迎撃態勢を整えなくては。
港の規模を増やし、ガンバーランドとエクセダーを出撃。近くにいたドイツの駆逐艦を幸先良く撃沈。陸海共同での防衛作戦が始まります。面白くなってきたかもしれません。
ラプラタ沖海戦
残念ながら前回までのヴィンター・シュトゥルムマップにて、veiros将軍のドイツ軍部隊はノーリセットプレイを標榜しながら行き詰まってしまいました。
ここで連載終了というのも寂しいので、第二部として「イギリスキャンペーン」を行います。
今回もまた【天候・索敵・昼夜オン、百年戦争なし、詰むまでノーリセ】です。
難易度はドイツと同じ初級〜中級者向けとのことですが、多分それは気休めです(汗
きっとドイツキャンペーンを上回る鬼畜さでveirosに立ち塞がるに違い有りません。
わーい、はじまりですよー
【第一ターン】
ドイツ艦隊「撃てー」
イギリス艦隊「うわああああ!」
先生、第一ターン、自分のターンが回ってくる前にいきなり撃たれているんですが……。
ええー、現状を確認致しますと、ターン進行の先攻はドイツ軍のようです。恐らくこれからもドイツ軍が先攻で、イギリス軍は後攻になるものと思われます。ヴィンター・シュトゥルムで詰んだ理由の一つに、常に敵が先に動くというのがありましたが、もうこれだけで先が思いやられますね。後半になると敵の数は100ユニット以上になるわけで、極端なことを言えば、敵が100回殴ってから、その余力で殴り返さなくてはならないのです。そのくらい後攻の不利は大きいと思います。
さて、手持ちのユニットの分析しましょう!
巡洋艦Lv4:ガンバーランド、巡洋艦Lv4:エクセダー、巡洋艦Lv2:リアンダー級2隻。以上。
いきなり海戦マップからスタートということで巡洋艦4隻オンリーです。地上部隊は一切なし。次のマップに備えて建設工兵などの地上部隊を作っては召還しておくことにします。
それと、巡洋艦ガンバーランドに罠があり、この船は燃料がほんの僅かしかありません。最初のターンで前進させるとそこで燃料切れになります。そのため、最初のターンでは後退して港に格納して給油が必要になります。
えっとそれとですね……。初っぱなからドイツ艦隊に撃たれているのですが、イギリス海軍の視界にドイツ艦隊がありません。見つけなければ撃たれっぱなしという危機的状況にあります。
とりあえず3隻の巡洋艦を散開させて敵を探し出すことにします。
幸先良く第一ターンで敵を捕捉しました。陣営の色が青です。今まで青=プレイヤー軍だったので間違えないよう注意が必要かもしれません。
早速もう一隻で魚雷攻撃。
したたかにダメージを与えますが……!
【第二ターン】
いなあああああい! 毎ターン索敵が必要だというのか!?
しかも敵の主砲はこちらに着実にダメージを与えてきます。視界外から。
多分レーダーがあるんじゃないかと思いますが。
レーダー……。
閃き!
veiros司令官は港に駆け込み、生産できる艦艇をチェック。
すると巡洋艦Lv1:ダイドー級がレーダーを搭載していましたので、さっそくこれを建造。艦隊の目として使うことにします。あとこのマップでは使えませんが、戦艦リナウンと空母フューリアスも建造しておきます。
しかし栄光あるロイヤルネイビーは2ターン目にしてドイツ戦艦を発見、ZOCに封じることに成功しました。
【第三ターン】
さっき作ったダイドー級巡洋艦、出撃枠が4しかないため、出撃不能!
うーっくっくっく! orz
【第四ターン】
ドイツ戦艦はほぼ大破。燃料補給したガンバーランドも合流しました。しかし戦力表を見ると、あと一隻どこかにいるようです……。
それと海戦と平行して地上部隊の生産を行っているのですが、イギリスの陸軍部隊はクソです。ドイツ軍がいかに恵まれていたかわかりますねえ。そしてイギリスキャンペーンの敵はドイツなんですよね…。
マチルダとかいう戦車がいるのですが、この戦車、重装甲過ぎて移動力が1しかありません。
「移動力1なら対戦車砲でよくない? 対戦車砲なら中型ローリーで牽引して運べるし」
「まったくその通りです。しかし対戦車砲を使わないといけない時点でイギリスの陸戦の不利が思いやられます」
【第五ターン】
なんだかこう、提督の決断みたいなマップですね! やったことありませんが。
【第六ターン】
【第七ターン】
ということでドイツ戦艦を撃沈し、おともの輸送艦も撃沈。最初のマップなんですから当然ですが、順当にクリアできました。第二部もよろしくお願いします!