バルバロッサ北方戦区(4)
検討の結果、タリンからレニングラードを目指すルートは放棄しました。タリンはソ連軍に再占領されています。
後退の理由としては、タリンを経由するよりリーガから東進したほうがソ連の都市及び空港を多く攻略できるからです。タリン〜レニングラード間には都市が少ないために陸軍の燃料が持ちません。
また、バルト三国のほとんどは通常軌の線路が走っています。リーガ東部の広軌線路の一部を改軌すれば、レニングラードの南部都市まで鉄道を開通させることができます。鉄道でなにを送るかっていうと工作部隊なのですが。
東進の結果、上図のようにソ連を南北に分断に成功。自動車化歩兵部隊を安心して南部都市の占領に回すことができ、ソ連軍の生産力低下と、消耗したドイツ軍の軍事費のいくばくかの回復ができました。
レニングラードは相当に硬そうで、空港敷設などの準備が必須かと思われます。また、バルチック艦隊が背後に控えており、艦砲射撃で援護してきます。
途中から味方参戦したフィンランドはかなり頑張っていますが、ソ連から無尽蔵に飛来してくるI-153 /M-63に苦戦しているようです。逆に言えばフィンランドが敵戦闘機部隊を引きつけてくれていると考えましょう。フィンランドは苦戦はしていますが、敗北するような気配はありません。
まだまだ予断は許されませんが、残ターン数から考えて期限以内でのレニングラード攻略は可能そうです。