ツェルベルス作戦(1)
ぼくはアドバンスド大戦略を誤解していました。このゲームは紛う事なき鬼畜ゲーです。
そして久しぶりに呆然とか、絶望という感情を味わいました。
自軍や友軍が手も足も出ずにやられ、無能な指揮官(veiros)が半ば職務放棄しつつ、それでも前線の兵士たちが必死に抗戦するさまはなんだか感動的ですらあります。
シチュエーションとしては、ドイツ戦艦が大西洋方面からノルウェー方面に避難するためにドーバー海峡を突破するので、プレイヤーはその援護ということになっていますが、実は違います。
イギリス軍はフランスを焦土に変えるつもりです。
とりあえずBf109を大量に建造して、こちらの内陸に引き込みつつ迎撃しれいれば良いだろうという甘い見込みのもとでスタート。第一ターンでは、夜間戦闘機もちょっと作ってみて偵察がてら出撃させて見てターンエンドをしてみると…。
のっけから航空機の大群がやってきて壊滅。悪夢の始まりでした…。
敵航空機部隊はそのまま2〜3ターンでこちらの首都に肉薄。あわや空港にフタをされてしまいそうに(ただし杞憂でした。ここでの敵戦闘機は雑魚で、Bf109に対してZOCを掛けることができません)。
朝になり、Bf109が出撃できるようになると敵航空機部隊をこの通り壊滅。
幸先が良い、いけるぞ! と鬨の声をあげるドイツ軍兵士たち。
まさか次のターンこうなるとは誰が予測できたでしょうか…。
ここでT-34よりもveirosに衝撃を与えたユニットがいます。スピットファイアです。
戦闘機であるBf109でさえ1対1を避けなければならないという、まさに神機。
恐らくこのスピットファイアは初期配置分のみだろう。新期生産はしてこないはず! と予測し、なるべく全滅させることを心がけながら抗戦、Bf109を手近な空港でガンガン補充します。しかしスピットファイアの数は多く、相当に不利なキルレシオのなかで押されるドイツ軍。ついに首都が陥落間近と判定され、第二首都に移転してしまいました。
しかしそれはまだまだ序の口であったのです。問題は以下から。
イギリス軍は一日目の夕方になると30部隊以上の爆撃機軍団を投入。スピットファイアによって制空権を奪われたドイツ陣営を焦土に変えようと行動を開始します。制空権を奪われたっていっても、ぼくの軍、Bf109しか出動していないんですけど……。
そもそも自軍の最大出撃数が16じゃないですかああああああ!!! 爆撃機34ってやめてえええええ!!!
状況概説図。拡大版は下記URLをどうぞ。
https://skitch.com/veiros/88t6u/screen-shot-2012-03-06-at-9.43.11-pm
ということでセーブして本日のプレイは終了。挽回は無理です。恐らく今まで育てた軍団は吹き飛ばされ、良くて引き分け、最悪ゲームオーバーになる可能性もあります。
こうなれば損害をいかに少なくするかが問われる感じになりますね……。