ヴィンター・シュトゥルム(1)
ついにドイツ運命の戦いであるスターリングラード攻防戦にやってまいりました。とはいえ時期的には1942年11月で、包囲の危機にある絶対絶命の第六軍を救出するシチュエーションです。
驚いたのは自軍の初期配置です。
まず空港がありません。そして周囲には「凍結平地」という地形が広がっていて、歩兵や車両の進入を拒みます。
戦車が移動できる範囲は上記の図の範囲のみです。マップの端っこで第六軍やルーマニア軍がやられるのを指をくわえて眺めているしかないのか!?
さらに、かろうじて侵入できる地形は荒れ地のみで、ここには空港を敷設できません!
陸軍は動けず、空軍は配置すらできない。
朝になって凍結平地が通常の平地になることを期待するしかないですが、問題なのはveirosは初見ノーリセットプレイであることです。
このままターン終了ボタンを押して本当にいいのか?
一つの気づきとして、線路の存在です。輸送については軍用列車を使うのが賢いやりかただと思います。
速くも手詰まり状態であることを予感しつつ、とりあえず第一ターン終了。
第二ターン。
veirosはアドバンスド大戦略2001の鬼畜っぷりに愕然としました。
陣営行動順が違うのです。
ターンが開始されて、まずまっさきに動くのはプレイヤー軍ではありません。
スターリングラード方面軍、南西方面軍、ドン方面軍の赤軍三勢力が行動終了して、ようやく初めてプレイヤー軍の手番がまわってくるのです。
これはつまり、先に航空機が離陸するのは常に赤軍側ということになります。フタ作戦もかなりの困難を伴うでしょう。
もうすでにドイツからイニシアティブは失われているということでしょうか。第六軍とプレイヤー軍の前途を暗示しているようで恐ろしいです。
そして列車を出してみて気がついたのですが、下記の様に、線路がマップ外で線路が繋がっています。酷すぎます。気がつかなかったらマジでなにもできずに終了です。あまりに鬼畜すぎてくらくらします。
列車にユニットを搭載しつつ、第二ターンも終了。
第三ターン。
僅か3ターンでルーマニア軍は壊滅状態です。ドイツはルーマニアの献身についてもっと評価するべき。
そしてここでveirosは痛恨のミスに気がつきました。
凍結平地は普通に侵入できました。プレイヤー軍が身動き取れなかったのは侵入不可HEXというルールがあり、それが設定されているために移動できなかったのです。
veirosはこの気づきのゲームに敗退したのです。貴重な2ターンを無為に過ごし、悶絶するしかない状態です。
はたしてveirosはこのマップを本当にクリアできるのか!? もし敗北したら連載はどうしましょうw