ヴィンター・シュトゥルム・リトライ(1)
「あれだけ詰んだっていってたのにまたやるの」
「うむ」
「イギリスキャンペーンは?」
「そっちの絶望度に比べるとスターリングラードはまだ希望がある。そのくらいイギリスキャンペーンは鬼畜」
42年11月19日午前2時(配置ターン)。
英国製軍用列車*1とドイツ製軍用列車*1をセット。建設工兵*3、輸送車*1、ティーガー*1、四号戦車*3を召喚。
42年11月19日午前4時。
英国製・ドイツ製軍用列車を活性化。英国列車に建設工兵と輸送車を搭載。ドイツ列車にティーガーと四号戦車を搭載。
軍用列車*1をセット。対空自走砲のSdKfz7/1後期型*3をセット。
建設工兵*1をセット。280mmK5列車砲*1をセット。
「軍用列車は1つでいいの」
複数セットしてもどうせ渋滞するから意味ない。
42年11月19日午前6時。朝方。晴れ。
建設工兵搭載列車と戦車搭載列車を出発進行。
英国製列車とドイツ製列車は移動力が違うので渋滞を避けられる。
英国製列車を鹵獲できなければ難易度はさらに跳ね上がっただろう。
280mmK5列車砲を活性化。軍用列車三号車に対空自走砲と建設工兵を搭載。
42年11月19日午前8時。雨。
やったぞ、雨だ。
「どういうこと?」
雨になると航空機が対地攻撃できないのでソ連軍の攻撃力も落ちるんだ。
列車たちを進行。軍用列車4号車をセット。野砲*4をセット。
「野砲なんて使うの」
川越しに撃てる地点がいくつかある。そして地上部隊はこれで打ち止めだ。
42年11月19日午前10時。晴れ。
敵:南西方面軍の戦車部隊が第六軍首都ゴルビンスカヤに到達。
列車たちを進行。英国製列車が戦場に到達したので建設工兵*3と補給車を下ろす。
42年11月19日午前12時。晴れ。
敵:南西方面軍の戦車部隊が第六軍首都ゴルビンスカヤをフタ。
「こっちは列車にユニット載せて移動しているだけなのにもう友軍は首都抑えられてるの!?」
どうしようもない。できることをやるしかない。
空になった英国製列車を都市コテリニコボに収納。
建設工兵*2を首都から5HEXの地点まで移動。補給車をサポートに回す。残った建設工兵は北上だ。
42年11月19日午前14時。雨。
敵:ドン方面軍が活性化。
味方:第六軍が首都ゴルビンスカヤを奪回
次のターンでまたすぐ制圧されそうだけど、これは僥倖な戦果。この貴重な1ターンで救援が間に合うかもしれない。
空港建設*2を開始。
42年11月19日午前16時。夕方。晴れ。
敵:首都ゴルビンスカヤを騎兵部隊にて制圧。首都の残耐久力28。
敵:ドン方面軍が第二首都グムラクを制圧。第二首都の残耐久力107。
「絶望的ね……」
空港建設を続行。夜間行動ができる高経験値のメッサーシュミットBf109*2、フォッケウルフFw190*2をセット。
北上した建設工兵は都市ウェルフ・チルスカヤ近郊に空港建設を開始。
戦車部隊は都市ネビコヴォ近郊で展開。
「随分と手前にラインを張るのね」
敵を充分に引きつけてから打つ。敵陣営の野砲の範囲内で戦うのは愚の骨頂だ。
42年11月19日午前18時。夜。晴れ。
敵:首都ゴルビンスカヤ陥落。
第二首都グムラクの残耐久力107。
どうにもならないな。
なんとかして第二首都を守りきるしかない。
メッサーシュミットBf109、フォッケウルフFw190の計4部隊を第二首都に向けて発進。
空になった空港にBf109、Fw190、Bf110をセット。
都市ネビコヴォ〜クルグリャコヴォの防衛ラインに対空自走砲*3と建設工兵を展開。
42年11月19日午前20時。夜。晴れ。
グムラクの残耐久力107。
Bf109、敵攻撃機を攻撃、戦果2-損害0
Fw190、敵攻撃機を攻撃、戦果2-損害0
Fw190、敵攻撃機を攻撃、戦果4-損害0
Bf109、敵攻撃機を攻撃、戦果3-損害0
増槽つけて機体が重くなってるのに良い戦果。
第二陣航空部隊を出撃。空になった空港にBf110を6部隊セット。
42年11月19日午前22時。夜。晴れ。
敵歩兵がグムラクの占領を開始。残耐久力81。
敵ターンにBf109が戦闘爆撃機と交戦。戦果2-損害2。
Fw190、敵防空戦闘機を攻撃、戦果2-損害0
Fw190、敵戦闘爆撃機を攻撃、戦果4-損害1
Bf109、敵防空戦闘機を攻撃、戦果1-損害0
Bf109、敵戦闘爆撃機を攻撃、戦果4-損害0
Fw190、敵攻撃機を攻撃、戦果3-損害0
第三陣航空機部隊を出撃。空になった空港にBf110とFw190を計8部隊セット。
42年11月20日午前0時。夜。晴れ。
敵歩兵がグムラクを占領継続。残耐久力74。
Fw190、敵攻撃機を攻撃、戦果3-損害0
Bf109、敵攻撃機を攻撃、戦果6-損害0
Fw109、敵攻撃機を攻撃、戦果3-損害0
Bf109、敵機を攻撃、戦果3-損害0
Fw109、敵防空戦闘機を攻撃、戦果0-損害2
「!?」
この防空戦闘機、経験値マックスになってる。
「近寄らない方がよさそう」
いや、早めに処分しよう。
Bf110が2部隊で敵攻撃機を攻撃、戦果10-損害0
空港の中のBf110をF-2型に改良。Fw190をA-4型に改良。
どちらも射程2の対空ロケットを装備し、アウトレンジから一方的に攻撃することができる。
42年11月20日午前2時。夜。雨。
敵歩兵がグムラクを占領継続。残耐久力68。
くだんの経験値マックス防空戦闘機を囲んでフルボッコ。
42年11月20日午前4時。夜。晴れ。
敵:スターリングラード方面軍が活性化。
敵歩兵がグムラクを占領継続。残耐久力78。
「残耐久力が増えてる?」
第六軍の野砲が占領部隊にダメージを与え、自然回復分が上回ったんだ。
次ターンは朝方。さてどうなるか。
42年11月20日午前6時。朝方。晴れ。
敵歩兵がグムラクを占領継続。残耐久力68。
敵の航空部隊が一斉に出撃し、圧倒的数でこちらの戦闘機に逆襲。
最前線の空港を守っていたBf110が全滅。フタされる。
このターンはフタの解除に専念するも、削りきれずフタ解除できず。
Bf110 F-2、Fw190 A-4を出撃。次ターンでフタ解除を目指す。
空になった空港にBf109を8部隊セット。
グムラクにいる敵歩兵を機銃掃射で壊滅。首都上空にFw190を配置!
次ターンであっさりFw190が全滅しているかもしれないが。
42年11月20日午前8時。雨。
グムラク上空のFw190は生き残り。
フタ解除作戦は結果的に失敗。敵歩兵が空港の耐久力を88まで減らしており、空港に格納されていたFw1903部隊は離陸不能状態(離陸には耐久力100が必要)。赤軍に鹵獲される前に爆破命令(涙)。貴重なフォッケウルフが失われる。しかも経験値の高い精鋭部隊。大損害だ。
で、さっそく射程2の対空ロケットを撃ってみたんだ。
「どうだったの」
命中率低すぎてツカエネ。
42年11月20日午前10時。晴れ。
グムラク上空のFw190全滅。首都耐久力88。
航空部隊に損害多数。だが同程度の損害を相手に与えている。
第六軍地上部隊はほぼ壊滅。 上図の赤っぽいのは全て敵。緑と黄色は友軍だけど主戦場にいないし期待できず。
しかし今までと比べてかなり持ちこたえている。
引き分けに持ち込めるかもしれない。
首都グムラク上空の制空権回復と、敵の歩兵部隊の駆逐を行うことでかなりの時間稼ぎになるはず。