ファル・ゲルブ(1)
西欧侵攻戦。ナチスドイツの最盛期、黄金時代です。敵はフランス1st・フランス2nd・イギリスと、オランダ・ベルギー・ルクセンブルクの合計六カ国。ドイツ軍はA軍集団とB軍集団の二カ国。プレイヤーは南部のA軍集団を担当して六カ国を相手に戦うことになります。 とはいえ、フランス2ndは小規模で、ルクセンブルクは弱小かつ自分首都のすぐそばに存在するので、速攻で脱落させてしまえば実質四カ国との戦いになります。
ところでマップ名はファニー・ウォーの終焉ではなく、ファル・ゲルブでした。
A軍集団の手前にはアルデンヌの森が存在します。この森を越えられる機甲部隊は存在しないとフランスの偉い人が言っていましたので、初回プレイのときはベルギーを通って進軍していました。
さておき、アルデンヌ突破ではなくベルギー突破の理由は以下の三点あります。
その一。友軍のB軍集団はcomが担当しますが、comは要塞を相手にするのが苦手なため、ベルギーのリエージュ要塞から先に進めないことがあります。そこでA軍集団からスツーカを出撃させてcomの障害を取り除くという作戦です。comと共同歩調を取れば損害担当して貰いつつ、戦力の集中になります。
その二。アルデンヌの森は森であって空港がありません。都市もすくないために補給に難儀します。ベルギー経由ならベルギーの空港や都市を補給に利用できます。さらに敵軍の空港を減らせますし。
その三。これが決定的だったのですが、アルデンヌの森の最南端にはマジノ要塞(の一部)が存在します。そこにはアルデンヌの森の大部分を射程に収めた要塞砲が存在し、森地形でまごまごしているドイツ軍に要塞砲を撃ちまくってきます。要塞砲の被害は甚大で、これを避けるにはアルデンヌを避ける必要があります。
が…。それでもなおここはアルデンヌ突破だっ……!
スツーカ4部隊で500kg爆弾を落としまくってみました。
小揺るぎもしない……(滝汗
しかも初日は天候が嵐になり、要塞爆撃は中止。
嵐の空で陣営入り乱れての大規模空戦。一機でも多くの戦闘機を揃えて敵戦闘機を叩き落とします。
Bf 110C-1はここでも大活躍。Bf 109と半々で使い、互いに短所を補い合います。
アルデンヌの森でキーとなる都市は写真中央のバストーニュ。自軍首都から5HEXの場所にあり、生産や補充が可能です。
野砲を牽引せずとも最前線の森に配備できます。しかも森なので空襲に遭いません。
ここは手早く占領して工作部隊で規模増設するべきでした。もっと速く気がつきたかったですが……。
5月10日16時:彼我戦力は171vs310……敵が、多すぎる……!!!
ここまでの感想。
「やっぱりAD大戦略の面白さは伊達じゃ無い……!」
(to be continued...)